「言語戦争」から「VM戦争」へ
Erlang VMのBEAMがホストする言語が増加している。Python/Rubyに似たスクリプティング言語のReiaとLisp Flavoured Erlangが先ごろリリースされた。Debasish Ghosh氏はこの傾向について思案しているが、他の制作者らはRubyやHaskellからヒントを得て、その他可能な変形言語を概説しようとしている。
Erlang VM上で増え続ける言語
昔、「言語の宗教戦争はもう古い。これからはVMの宗教戦争だ」みたいなことを書いた覚えがあるけど、だんだんとそうなりつつあるようだ。
Multi language 用の VM としては、 (multi language 用として設計されたわけではないにも関わらず) JVM がよく使われているけど、これからは JVM すらも「数多くある選択肢の中のひとつ」でしかなくなってくるのだろう。
もしかしたら将来、言語を選ぶ要件として「複数の VM で動作すること (移植されていること)」なんてのが言われるようになるのかもしれない。「マルチプラットフォームで動作する」というのが売り文句だったのは過去の話で、「マルチ VM で動作する」のが売り文句になる日が来たりとか。
そうなると、ダントツに JavaScript 有利だな。JVM はもちろんのこと、SpiderMonkey、Tamarin、V8、SquirrelFish、よりどりみどり。
#YARV を multi-language 用に改造する人とかいそう。
#そして「YARV の仕様書は?」「ありません」「ムキーッ!」
#という流れで YarvSpec project を始める強者が登場、と。
##(すでに仕様書があったらごめんなさい)