RubyKaigi感想

  • Evanの話は、ちょっとマニアックすぎたような気がした。あまり日本の聴衆には響かなかったかも。ちょっともったいない。
  • SequelとDataMapperの話は、ちゃんと新しいバージョンの説明で行なわれており、役に立った。Sequelの新しいバージョンはかなりよさげだ。
  • ささださんが、「YARVは終わりでなく始まり」「YARVによって基盤が整った」という趣旨の説明をしてたけど、まったくその通りだと思った。個人的には、Ruby1.9は言語仕様が変わるし、実アプリはたいして速くならないしで、ユーザのメリットはあまりないんじゃないかと思っている。しかしVMになったことで、言語開発者側には大きなメリットがあることが明示されたのは、けっこう大きなことだと思った。たとえばPHPYARVに移植とか誰か挑戦しそうだよね。
  • サブセッションのGCの話で、世代別GCの導入は難しいみたいな話があったけど、Rubiniusは導入しているんだから、Evanに聞いてみればいいんじゃないかと思った。
  • LightningTalkで、O/RマッパーはSQLとオブジェクトをマッピングするのではなく、関係演算とオブジェクトをマッピングするべきだというような話があって、思わず膝を叩いた。なんか目から鱗が落ちた。
  • 懇親会は、海外の方とお話しするチャンスだったけど、日本人はあまり話しかけてなかったように思う。話してた人はなんか同じ人ばっかりだった。せっかく遠くから来ているんだから、みんなもっと話そうよ。
  • つくばは遠かった。


関係者のみなさんお疲れさまでした&ありがとうございました。