ぜい肉を筋肉と勘違いしてる人がいるうちは大規模自慢はなくならないよね
ただ、勘違いしてはいけないのは、ネズミがどんなに肥満になったところで筋肉質なゾウより大きくなることはないし、ゾウをどれだけシェイプアップしたってネズミより軽くなることはないということだ。
ネズミかゾウかではなくて、肥満か筋肉質かだろう - プログラマーの脳みそ
まったくその通りです。
そして、ぜい肉を筋肉と勘違いしている人が多いのも困りものです。
筋肉質なゾウなんて、いません。ほとんどのシステムが、贅肉のせいでゾウなみに大きくなっているだけです。
まれに、筋肉質なゾウがいるかもしれません。しかし、それは必要のない筋肉ばかりがついたゾウです。
必要な筋肉とそうでない筋肉は、どちらも筋肉であることにはかわりないので、見分けるのは難しく、多くの人は間違います。
大規模システムがなぜ大規模なのかといえば、要求事項が多いからこそである。要求をシェイプアップするのも大事で筋肉質なシステムにすることは全くもって正しいと言えるが、じゃぁ大規模システムが3人ぐらいで3か月で作るような小規模システムになるかと言うとならない。
ネズミかゾウかではなくて、肥満か筋肉質かだろう - プログラマーの脳みそ
これは元エントリを勘違いしてるっぽい。
『小さくすることを考えないといけない』を、『3人3ヶ月ぐらいの小規模にしないといけない』という絶対値の話だと勘違いしていそう。
肥満か筋肉質か、という話と大きいか小さいかという話を混同してはならない。
ネズミかゾウかではなくて、肥満か筋肉質かだろう - プログラマーの脳みそ
それ以上に、ぜい肉を筋肉と勘違いするのをやめなければいけません。
ぜい肉は伝播します。一カ所にぜい肉があると、そのせいで他の箇所もぜい肉だらけになっていきます。
Struts や JSF を筋肉質だと思っている (賞賛したり喜んで使っている) ような人がいる限りは、大規模自慢はなくならないでしょう。あれを筋肉質と思う時点で頭がどうかしてる。