Perl vs. Ruby
なんか、「古くさい」だの「時代遅れ」だのと Java 屋にいじめられて涙目になって反論している COBOLer かと思った。
Perl が古くさいのは事実だと思うけどね。あとから出た Ruby や Python や PHP はどれもデータ型で $var と @var と %var の使い分けなんかしないし、scalar context と array context の違いでハマるようなこともないし、引数のデフォルト値だって普通に指定できるし、なんちゃって try-catch ではなく本物の例外処理機構が用意されているし、class は package じゃなくて class として普通に定義できるし。
別に Perl が好きな人は Perl を使い続ければいいと思うけど、言語の古くさい点を認めたくないってのはただの感情論。オッサンの懐古主義。COBOLer が COBOL にしがみつくのと変わんない。
つうか、Perler が PHP を叩いたり、PHPerを叩くほうがよっぽどひどいだろ。しかも的外れだし。
Rubyが便利なのは解るんだけど、Perlの様な言語が必要とされていた時代にRubyは何でなかったの?便利なんでしょ?ってことに行き着くと思うんだよね。
http://d.hatena.ne.jp/k-z-h/20080920/p1#c1221874404
RubyはLL言語とかの欠点を踏まえて設計しているわけだから優れてて当たり前。ただ必要とされていた当時、Rubyが存在していなかった事や時代を考えずに比較されて、なんでRuby使わないの?って言われても「無かったから」としか言いようがないよね。
意味わかんねー。なんで時代が昔にとぶわけ? 今現在の話じゃないの?
それに、道具を使い始めることと、使い続けることとは違うだろ。昔 Perl をやったからって、今もそれを使い続けなければならないなんてことはない (もちろん使い続けるのも自由)。
自分もそうだけど、昔は Perl を使っていて、そのあと Ruby や Python に移行した人なんてたくさんいる。言語に限らず、よりよいものに移行するのはふつうのこと。CVSからSubversionへ、SubversionからGitやMercurialに移行したり、EmacsからTextMateに移行したり、EclipseからNetBeansやInelliJに移行したり。
移行できないことをなぜこの人はさも当然のように語ってるんだろう。
世間一般的には、自分の信奉するものをやたらと人にプッシュする人を信者というのかもしれませんが
http://d.hatena.ne.jp/k-z-h/20080920/p1#c1222013256
私は、自分の信奉しているものを否定・批判されたときにむきになる人こそが信者だと思うのです
なんという冷静な見解。
それはそうと、この中で取り上げているこっちのエントリとこっちのエントリは、作成日がそれぞれ 2006-10-15 と 2006-09-06 になっていた。
つまり、どちらも 2 年前に書かれたエントリなんだよね。
そんな古いのをわざわざ掘り起こして今になって批判していることに、だれも突っ込まないのかな。